飼い主さまの声
「安心して協力できる。
ここで献血を続けた理由です。」
献血を初めて知ったのは、別の飼い主さんから「献血が必要なんです」とお願いされた時でした。近所の小型犬のお友達だったのですが、病気になってしまって。飼い主さんもすごい悲しみようだったので、何かできないかな、と思ったのを覚えています。そうして献血のことを調べ始めて、辿り着いたのが近所のJARMeCさん。うちの子は条件も満たしているし、おとなしい性格だったので、お役に立てるんじゃないかなと思って連絡しました。ドナー登録をして、半年に1回、5年間献血に協力させてもらいました。
受けてみて思ったのは、スタッフさんがやっぱり慣れているので、本番でもリラックスできてました。やっぱりプロはすごいなと(笑)。あと、JARMeCさんでは献血するときに飼い主も一緒にいられるんですよね。それがとても安心しますし、この子にもストレスが少ないのかなと。目に見える安心感が、ここで献血を続けた理由かもしれません。あとは、成分を分離して保存できる機器があるから「すぐきてください」と言われることも少ないのもありがたくて。こちらの都合に合わせて、時間を決められるのも大きかったですね。
今はもう8歳になっちゃったので、献血は引退です。そのときにお礼ということで、先日感謝状をいただきました。嬉しくて泣いちゃいました(笑)。それまでにも時々「血液を使わせていただきました」というお手紙をJARMeCさんからもらっていて。忘れた頃にふとそういうものをいただくと、お役に立てたんだな、やってよかったなと思います。血液はいつも足りない状況なのに、献血は大きな犬、猫にしかできないというのも、意義深いですよね。小さな命を助けることに、ちょっとでも協力できたのであれば、よかったなと思っています。